風邪を引いた時、エクササイズをしてはダメ?
- 2014年01月10日 |
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定期的にエクササイズを取り入れている場合、風邪を引いた時にはどうするか迷った経験がある方も多いことでしょう。せっかく毎日続けてきたのに……と思う反面、体調が悪化したら困るし……と、結構悩むところですよね。今回は、風邪を引いた時にどういう場合はエクササイズを控えるべきか、専門家のアドバイスをまとめてみました。
風邪予防にエクササイズは効果的
定期的にエクササイズをすることによる利点は多くありますが、免疫系が亢進されて風邪を引きにくくなるということも、その一つです。例えば、毎日30分歩くことによって、風邪を引く回数が半分になったという報告もあります。
しかし、それでも風邪を引くことはありますよね。
エクササイズを控えるべきかどうかの目安
スポーツ医学やフィジオセラピストらの専門家のアドバイスの中から、風邪を引いた時にエクササイズをしても良いかどうか判断する目安をご紹介します。
1.できることをする。できないことは無理してやらない。
普段はできても、具合が悪くてできない時や、やる気が出ないような時は無理してするべきではありません。たとえできそうでも、体調によっては普段より軽めのエクササイズに抑えておくことも大切なことです。
2.38℃以上の熱がある時にはやらない。
体を動かすと体温が上がりますので、すでに体温が高い状態でエクササイズすることは体に余分なストレスをかけることになり、さらに体調が悪化したり快復が遅れる可能性があります。熱がある時にはエクササイズは避けましょう。
3.首から下の症状の時にはやらない。
一般的に首から上の症状(鼻づまり、喉が痛い、くしゃみ等)の時はエクササイズをしても構いませんが、首からの下の症状(咳、息が切れる、胸や関節の痛み、疲労感等)の時は、症状が治まるまで止めましょう。もちろん、ふらつく時もダメですよ。
エクササイズは体調に合わせて
免疫系が亢進されますので、通常は風邪を引いていてもエクササイズをして大丈夫ですが、体調に合わせていつもより軽めにとどめておくことも必要です。そして首から下の症状があるときには、エクササイズは中止して、ゆっくり休むことをお勧めします。毎日頑張ってエクササイズを続けていると、休むことに対して罪悪感を感じることは良くあることです。しかし、必要な時にはきちんと休息をとる勇気も持ってくださいね。
参考:
・Exercising when unwell: A good idea?
http://www.webmd.boots.com/cold-and-flu/features/exercising-when-sick
・Exercise when you have a cold
http://www.webmd.boots.com/cold-and-flu/cold-guide/exercise-when-you-have-cold
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