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お肌に欠かせない「美肌菌」

  • 2015年03月30日 |
  • 未分類 |

お肌に欠かせない「美肌菌」

「美肌菌」をご存知ですか?今回は、「美肌菌」の正体とその働きや効果をご紹介します。日頃のお手入れが肌にとっては逆効果だった、なんてことがないように。お肌にあったケアをしっかりし、美肌になりましょう。

 

美肌菌とは?

私たちの肌の表面には約1兆個、何十種類もの常在菌がいます。この中に善玉菌と呼ばれる、表皮ブドウ球菌が「美肌菌」です。表皮ブドウ球菌は、私たちの皮脂や汗を食べてグリセリンを排泄します。グリセリンは多くの化粧品の成分にもなっており、保湿や潤い、バリア機能などがあります。この美肌菌が増えることで美肌が保たれるのです。

 

悪玉菌とのバランス

表皮ブドウ球菌に対し、化膿させたり肌荒れを起こす黄色ブドウ球菌は悪玉菌の一つ。同じブドウ球菌でも病原性を持ち、皮膚病の原因になります。また、ニキビの原因として有名なアクネ菌。ニキビのできていないところにも存在する常在菌の一つです。ストレスなどによって皮脂量が増加し、毛穴を詰まらせ、アクネ菌が炎症を起こしニキビや吹き出物ができます。
悪玉菌は皮膚のバランスが崩れ、増え出すと悪さをします。常在菌のバランスがとれていれば、多少の菌が付着しても肌トラブルにはなりません。

 

美肌菌を増やす方法

1、洗いすぎない
行き過ぎた洗顔は、肌に必要な油分や潤い、美肌菌までも落としてしまいます。朝はぬるま湯のみ、夜にクレジングや洗顔料を使った洗顔をするのがおすすめです。

2、過度な化粧品は避ける
保湿ケアは大切ですが、過度な乳液などの使用は、本来のお肌バランスを崩し逆効果になります。適度に使うようにしましょう。

3、部屋を加湿する
お風呂場にカビが生えやすいように、菌が生きて行くためには温度と湿度が不可欠です。お肌が乾燥すると、そのダメージから悪玉菌が悪さをします。加湿器や洗濯物を室内に干す、観葉植物を置くなどして、部屋の加湿を心掛けましょう。

4、汗をかく
美肌菌のエサとなる皮脂と汗。適度な運動は代謝を高め体温が上がります。カラダのめぐりも良くなり、美肌菌が棲みやすい体温にもなるので、私たちにとっても美肌菌にとっても嬉しいですね。

5、ストレス発散
ストレスによって、お肌を守る正常な機能が低下し、ニキビや吹き出物の原因となる皮脂が増加してしまいます。食事や睡眠をきちんととり、ストレスをなくしましょう。
いかがでしたか?何事もやりすぎは禁物です。過剰な洗顔は乾燥、くすみ、しわ、肌荒れの原因にもなります。上手に美肌菌を育て、潤いのあるお肌になりましょう!


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