万能「オイル美容」
- 2015年05月27日 |
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紫外線など肌にとっては悩みの多い季節が始まりますね。
日頃から肌を柔らかく整え、毛穴を清潔に保っておきたいものです。そこで注目したいのが、美容液としてだけでなく、毛穴の汚れ落としやマッサージなどにも使えるオイル。今回は美肌に欠かせない万能オイルの使い方について、ご紹介します。
肌の奥まで吸収される高い浸透力を持つオイル
「夜の洗顔後、すぐにスキンケアをする」と、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。乾いている肌は水より、保湿成分や油分を求めています。スキンケアで、化粧水をたっぷりつけている方は多いと思いますが、それだけでは十分な保湿とは言えません。肌は角質細胞という細胞が並ぶことで構成され、その細胞の隙間を埋めている細胞間脂質と呼ばれる脂質があります。これは、角質細胞を守る役割を持っているため、細胞間脂質がもろい状態では、保湿をしてもすぐに水分は蒸発してしまいます。細胞間脂質は油分と相性が良く、オイルをつけると細胞間脂質の隅々までなじんでいくのです。水分の蒸発を防ぐことで、肌表面にバリアを作り、肌をふっくら保ってくれます。美容方法
手軽に始められる美容法として、夜のスキンケアの最後にオイルを1、2滴つけるだけ。これだけで保湿力が持続します。肌だけでなく、カラダの乾燥している部分や髪の毛、爪などにも効果的です。なじみやすい入浴後がおすすめ。また、通常のオイルクレンジングのように指で優しくメイクとなじませ、汚れを落とします。天然の植物オイルの場合は乳化剤が含まれていないので、ティッシュなどで優しく拭き取ってから洗顔してください。こうした方法で簡単に取り入れることができるのです。さまざまな種類
植物や動物から抽出したオイルなど、それぞれ効能が違います。アルガンオイル … モロッコに自生する実からとれるオイル。ビタミンEが豊富でシワやシミのできにくい肌を作ります。
ホホバオイル … ワックスエステルという成分が肌の角質層にも含まれているため、ベタつきのない、なじみやすいオイルです。
オリーブオイル … 数千年の歴史を持つオリーブオイル。オレイン酸やポリフェノールなど美容にいい成分を豊富に含み、食用としてだけでなく、幅広く愛用されています。
ツバキオイル … 椿の実からとれるオイル。老化防止をサポートするパルミトレイン酸を多く含み、エイジングケアとしても最適です。
スクワランオイル … 深海ザメの肝臓からとれる肝油エキスです。酸素を供給する働きがあり、皮膚呼吸を促進し代謝を活性化させます。
いろいろと試しながら、自分に合った使い方を見つけるのも楽しいですね。ぜひ、試してみてください。