カルシウムと肌の関係
- 2016年03月31日 |
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ハリがあり、ツヤのある肌の人は健康的に見えます。健康で美しい肌になるためには、カラダを支えている骨をしっかりつくることが大切。しかし、多くの女性が、骨づくりに欠かせないカルシウムが不足していると言われています。カルシウムは骨だけでなく、脳や神経にも影響するため、不足すると肌にも悪影響。今回は、カルシウムと肌の関係についてご紹介します。
そもそもカルシウムって?
カルシウムといえば、「骨をつくるだけ」と考える人も多いのではないでしょうか。他にもカラダに重要な血液凝固、動脈硬化や高血圧の予防、筋肉の収縮、ホルモンの分泌など多くの働きがあります。また、1日に必要なカルシウムの量は約650mgとされていますが、実際には200~250mg不足している人が多いと言われています。カルシウムは吸収されにくい栄養素のため、積極的に摂り入れなければならないのです。
カルシウム不足になると起こる悪影響
関係ないと思われがちなカルシウムと美肌の関係ですが、新しい皮膚細胞がつくられるときにカルシウムが必要とされます。新陳代謝を促し、肌細胞にある保湿成分を活性化させる働きもあるため、不足してしまうと水分が外へ逃げてしまい、シワや乾燥の原因につながります。さらに、カルシウムには美肌に欠かせない睡眠にも深い関係があるのです。脳細胞の神経の乱れを改善し、興奮を鎮めてくれる働きがあるため、不足すると不眠症を引き起こす可能性があり、肌に悪影響を及ぼすこともあります。
カルシウムを上手に摂取しましょう
毎日の食事に、カルシウムを多く含む食品を加えてみましょう。・乳製品(チーズ、ヨーグルト)
・海藻
・大豆(納豆、豆腐)
・小魚(煮干し、いわし、干しエビ)
・ごま
・野菜(小松菜、モロヘイヤ)
例えば、納豆ご飯や海藻サラダ、ごまの和え物などは手軽に食べられます。また、小魚は骨ごと食べられるのでカルシウムが豊富。カルシウムは吸収されにくいのが特徴ですが、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。ビタミンDを多く含むいわしやいくら、きくらげなどと一緒に食べるのがおすすめです。
いかがでしたか?カルシウムと肌にこんなに深い関係があったんですね。
インスタント食品は手軽で食べやすいですが、加工食品によく使われるリンがカルシウムと結びつき、そのままカラダから排出されてしまいます。健康と美容のためにも考えて食事するのは大切ですね。