
発酵食品の美容効果
- 2016年08月30日 |
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日本人の食卓には欠かせない発酵食品。納豆やぬか漬け、味噌は昔から食べられている食材です。美味しいだけなく、私たちの健康をサポートし、女性には嬉しい美容効果も。今回は発酵食品の美容効果とそれらの効果的な食べ方をご紹介します。
発酵食品ができるまで
発酵食品とは、発酵時にカビや酵母などの微生物の働きを利用したもので、栄養価が高くなり、原料となる素材にはない味わいが加わることで、まるで別の食品のようになります。例えば、大豆が納豆や味噌に、牛乳がチーズやヨーグルトに。微生物は発酵の過程で、抗生物質や免疫物質を生産し、食材に含まれる糖、タンパク質、でんぷんなどを分解すると同時にアミノ酸、クエン酸、ビタミン類などの成分を合成します。それにより発酵食品独特のうま味や甘みが生まれ、味に深みが出るのです。美容成分たっぷり
発酵食品に含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を助け、悪玉菌の繁殖を防ぎます。腸内環境が整うことで代謝が高まり、免疫機能も向上、さらに便秘改善にも繋がります。また、納豆にあるネバネバ成分の「ポリグルタミン酸」はお肌の潤いを保つ効果があります。他にもヨーグルトは、酵素の働きで牛乳に比べ、カルシウムが体内で吸収しやすい形に変化。新しい皮膚細胞の生成に必要なカルシウムは美肌に欠かせません。(カルシウムと肌の関係 >>)効果的な食べ方
発酵食品をいくつか組み合わせたり、他の菌を持つ食材と一緒に食べることで、栄養価がさらに上がります。カンタンにできる組み合わせばかりなので、ぜひ試してみてください。1、ヨーグルト+くだもの+はちみつ
ヨーグルトの乳酸菌、くだものとはちみつに含まれるビタミン、食物繊維を合わせることで便秘改善や美肌効果が期待できます。はちみつに含まれるオリゴ糖は、善玉菌のエサになるため、腸内環境改善にも効果的です。
2、納豆+キムチ
キムチの乳酸菌が納豆菌をエサにすることで、腸内の善玉菌が増え、腸内環境が整います。
3、味噌+しめじ、エリンギなど
お味噌汁の具材にきのこを入れることで、味噌の麹菌ときのこの相乗効果が得られます。生活習慣病の改善、美白効果や腸内環境のバランスを整える効果が期待できます。
腸内環境を整えるためには毎日継続して発酵食品を食べることが大切です。日々の食事を少し意識して変えていきましょう。