ヘルス&ビューティラボ すっぽん健美 誰でも簡単にできる美容・健康のちょっとしたコツを集めました
fbicon2

皮膚の乾燥

  • 2016年11月29日 |
  • 未分類 |

皮膚の乾燥

先日関東でも初雪が観測され、東京都心で11月としては54年ぶりに雪が降り積もりましたね。そんな寒い冬に気になるのが肌の乾燥。特に顔は体に比べて皮膚が薄く、常に外気に触れているため乾燥しやすい部分です。今回は美肌の大敵である乾燥の原因と対処法をご紹介します。

乾燥の原因

肌の水分は、①皮脂膜、②細胞間脂質(セラミド)、③天然保湿因子(NMF)によって守られ、保持されています。しかし、20歳を過ぎると女性ホルモンが減少しはじめ、皮脂分泌量が低下。皮膚からの水分の蒸発を防ぐことができず、乾燥が起こります。細胞間脂質や天然保湿因子は肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって生成されますが、偏った食事や睡眠不足、年齢などの理由でターンオーバーが乱れると十分につくられません。その結果、肌の保水力が落ち、弾力が失われるのです。他にも、肌のバリア機能が低下していると、エアコンなど外部からの刺激で簡単に肌の乾燥が進んでしまいます。

乾燥による肌の老化

肌の生まれ変わりや肌の新陳代謝をターンオーバーと言います。ターンオーバーの周期は、個人差があり体の部位、年齢によっても異なりますが、28日周期くらいが丁度良いと言われています。しかし、肌が乾燥するとターンオーバーの周期が乱れ、ハリの低下やシワの原因に繋がるのです。十分な睡眠やストレスを溜めない、しっかり保湿してあげることがとても大切です。

予防と対策

① 刺激の少ない化粧品を選ぶ
アルコールや香料、着色料の入ってないものが安心です。オーガニック化粧品でも成分によっては刺激になったりかぶれることがあるので、サンプルなどで試してから使用するのがおすすめです。

② ぬるま湯で洗顔
高温のお湯で洗顔すると、必要な皮脂も一緒に落ちてしまい、肌が乾燥しやすくなります。

③ 優しく洗顔
乾燥しているときはお肌のバリア機能も低下しているため、こするなどの摩擦は禁物。肌に刺激を与えないよう優しく洗顔をしましょう。

④ バランスの整った食事をする
便利なインスタント食品や過度なダイエットは栄養が偏ります。タンパク質を含む肉や魚介類、大豆、乳製品、卵。ビタミンを多く含む果物などバランス良く食べましょう。

⑤ しっかり睡眠をとる
美肌に欠かせない睡眠。寝ているときにお肌の再生を促すホルモンが分泌しやすいと言われています。


いかがでしたか?乾燥が気になる冬を上手に乗り越え、常に美肌をキープしましょう!


こちらも合わせてお読みください

fbicon2 2015年05月27日 万能「オイル美容」