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温泉で名高い大分県湯布院。その北に位置する安心院（あじむ）に大分養殖場はあります。雄大な湯布岳の麓、清浄な水と緑豊かな環境ですっぽんの養殖が行われているのです。大分県は古くからすっぽんの産地としても知られ、大分養殖場は県下随一の規模を誇っています。広大な敷地内には、稚亀用の養殖池が20カ所、成亀用の養殖池が15カ所あり、常時1万500匹前後のすっぽんが養殖されています。夏暑く、冬は氷が張るほど冷える安心院盆地では厳しい水温・水質管理が行われ、養殖池の水温は約30℃を保持、温泉と天然の清流を利用してすっぽんの成長に合わせた環境づくりに徹しています。また、餌は天然のものにこだわり、抗生物質などは一切使わずに育てるのが宝仙堂の方針です。 |
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工場は、東京から電車で約2時間。成田国際空港に程近い千葉県八街市にあります。養殖 場が2棟、工場と研究施設を兼ね備えた2棟の建物からなる工場では、すっぽんをメイン 素材とした製品が医薬品レベルの管理体制でつくられています。 千葉県からも表彰された、入念な衛生管理体制を敷く工場内には特殊な機械が連なります。 すっぽんは丁寧に手作業で解体された後、各製品特質に合わせて煮沸機や分離機などを使 い分け、すっぽんエキスなどが抽出、精製されていきます。製品が完成すると、熟練スタ ッフが1点1点完成度、不純物などが紛れ込んでいないかを徹底的にチェック。合格した ものだけがお客さまのお手元に届けられます。 |
